南京は、中国六代古都の一つで、江蘇省の首都です。優れた立地条件である揚子江デルタ地域にあり、地域や中国の経済にとって重要な都市となっています。
南京観光局ウェブサイトはこちらからご覧いただけます。
南京博物院
南京博物院は中国三大博物館の一つで、1933年に国立中央博物院として設立されました。旧石器時代から近代までの文化財40万点以上を収蔵し、漢代の「金縷玉衣(きんるぎょくい)」や明代の釉裏紅磁器などの貴重な文物を通し、中国の歴史と文化の至宝を包括的に展示しています。
南京雲錦博物館
南京雲錦博物館は1982年に設立され、中国初の雲錦(ユンジン)専門博物館です。「東洋の至宝」と称される雲錦は1600年以上の歴史を持ち、複雑な「挑花結本」などの技術と豪華な文様で知られ、皇室専用の織物でした。館内では伝統的な織機や実演工房、明清時代の宮廷雲錦の名品を展示しています。
大報恩寺
明代の皇室寺院跡。ガラス塔の地宮や現代的光影展示で仏教文化を再現。
鶏鳴寺
西晋時代創建の古刹。桜の名所として知られ、玄武湖を一望できる薬師仏塔が有名。
南京大虐殺記念館
南京大虐殺記念館は1985年、南京・江東門の集団虐殺跡地に建立され、中国初の国家一級博物館の一つです。歴史写真や実物資料、生存者の証言を通じ、1937年の日本軍による南京大虐殺の実相を伝え、30万人の犠牲者を追悼します。主な展示には「万人坑」遺跡、犠牲者名簿の壁、平和広場が含まれ、歴史を刻み、平和を尊ぶことを目的としています。