ハルピンは、松花江岸に位置する内陸部の港として1898年に中国とヨーロッパを結ぶ中国東部鉄道の拠点に選ばれました。
ハルピンの歴史は北の隣国ロシアと深く関わっており、市のいたるところでその影響が見ることができます。
極東アジア最大のロシア正教会として有名な聖ソフィア教会は、文化財に指定された重要遺跡保護地にあります。
1996年に重要文化遺跡に定められてから数ヵ月後に、ハルピン政府によって修復され、ハルピン建築芸術館としてリニューアルしました。 歴史的名所としての魅力だけでなく、ハルビンの観光業に対しても重要な役割を果たしています。
ハルピン氷雪祭は毎年1月5日から2月末まで行われます。
氷雪祭は兆麟公園と太陽島で催され、繊細な氷の彫刻が冬の景色の中キラキラと輝きます。夜には彫刻の内側からカラフルにライトアップされます。
ハルピン北東部に位置する東北虎林園は、総面積144万平方メートル、野生のシベリア虎を保護する自然公園として世界でも最大規模を誇ります。
園内には500頭を超える純粋種シベリア虎が生息していますが、観光客が探索できるのはそのうちのわずか100頭ほど、ほかにもホワイトタイガーやオオヤマネコ、ヒョウ、ライオン、ベンガル虎やブラックピューマなどが生息しています。
太陽島公園は、松花江にある島のひとつに造られ、夏場は観光地として、冬場は氷雪祭が楽しめるハルピン最大のレクリエーションセンターとして有名です。