シャングリ・ラ ホテル 杭州は、市の中心から約5分の杭州で最も美しい場所として知られる西湖の畔にございます。市の象徴ともいえる西湖は、何世紀にも渡り、多くの詩人、画家、芸術家たちにインスピレーションを与えています。
西湖
数々の観光地に囲まれる西湖は、杭州を代表する観光スポットのひとつとして人気です。中国には西湖と呼ばれる湖が36ヶ所にありますが、杭州の西湖は最も美しい湖として知られています。西湖風景名勝区の面積は60平方キロメートルで、そのうち湖の面積は5.6平方キロメートルを占めます。
かつては干潟だったとされる西湖は、8世紀ごろに西湖とつながる銭塘江から水を引き、湖になったと考えられています。
木々、丘や街に囲まれる西湖には、白堤と蘇堤と呼ばれる長い堤防がございます。これらの堤防により、外西湖、西里湖、北里湖、岳湖、南湖と呼ばれる5つの湖面に分けられています。また、深さ約1.5メートルの湖には、人口の島である小瀛洲、湖心亭、阮公墩がありあります。
西湖周辺には、霊隠寺、飛来峰、ユーフェイ将軍の霊廟と6塔のパゴダや中国シルク博物館などの観光スポットがございます。
飛来峰は訪れるべき名所です。石灰岩でできた標高700メートルの飛来峰は周辺にある砂岩でできた山々とはまったく異なった様相です。
10~14世紀にかけて、330以上の様々な石像が建てられ、山の洞窟にひっそりとその姿を隠しています。飛来峰には様々な像が存在し、その中でも最も有名なのが笑仏像です。
中国シルク博物館
世界でも有数のシルク博物館として知られる浙江省の中国シルク博物館は、1992年2月にオープンしました。中国初のシルク博物館では、50,000平方メートルの敷地内で、5,000年以上の歴史をもつシルク生産についての展示をご覧いただけます。
蓮花峰と玉皇山の麓にあるシルク博物館には、記念館、カイコ館、プレリュード館、伝統館、シルク製造館、業績館、織工館と染色館の8つの展示館がございます。館内では、砂漠、海と陸を繋ぐ3つのシルクロードや、異なる時代のシルク生産についての展示もございます。また、一部館内では、現代におけるシルクの生産方法をご覧いただけます。
プレリュード館ではシルク産業の始まり、記念館では世界最古のシルク製品をご覧いただけます。
326年に建築された霊隠寺は、中国で最も高い評価を受けている仏教僧院の1つであり、中国で最も有名な10ヶ所の仏教寺の1つです。
文化・歴史的意義が大きいことから、霊隠寺は1961年に遺産保護名所に指定されました。 また、中国の仏教文化研究の中心的存在となっています。