陳氏書院
もともとは19世紀に70の地域の陳姓氏族が先祖を祭るために創建した寺で、現在は地元の芸術や文化を展示する工芸館となっています。
美しい彫刻が施された上品な建造物は地域を代表する名所となっています。かつてこの寺を訪れた有名な中国の詩人により「十年間の読書にまさる」と絶賛されたとも言われています。
光孝寺
中国南部の仏教史において重要な地位を持つ仏教寺院です。
この寺で修行した慧能は後に南宗禅の始祖となり、以後何世代にもわたり強い影響力を保ちました。
豊富な仏教遺産や仏教建築が見られます。
小洲村
現在においては、小洲村は中国南部で最も典型的な水上集落です。広州の「南の肺」として見なされている小洲村の地元の住民は何世代にもわたり果樹園の経営によって生計を立てています。菩提寺や閑静で心地の良い環境、むつまじい地域社会に恵まれた小洲村は、伝統的な場所であり、中国の水墨画にたとえることができます。島に所在する建築様式は中国南部を反映しており、牡蠣殻の家屋は最も注目を集めています。家屋の建築で使用されている材料によって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができるため、南部の天候に適しています。