13世紀にマルコ・ポーロが訪れて以来、福州は海外からの観光客を数多く迎えてきました。
福州には多くの景勝地や歴史的名所が存在し、街のいたるところに温泉が湧き出しています。
鼓山
福州の最も人気あるスポットは、闽江の北岸にある鼓山です。
山頂に太鼓のような形の岩があり、豪雨が降ると太鼓が鳴り響くような音がすると言われています。
1.8キロメートルの登山道を登りながら、美しい景色や自然の景観が楽しめます。
西湖公園
福州の北西にある西湖公園は、45ヘクタールの敷地内に30ヘクタールにわたる湖が広がっています。庭園や湖上の小島、橋などが生み出す美しい景観が魅力です。
1700年の歴史を持つこの公園には、窯角島、謝坪島、開化島という3つの島があります。遊歩道は桃の木が覆いかぶさるように枝を張り、花の季節になると辺りは一面桃色に覆われます。園内には柳も多く、公園入り口は鮮やかな緑に包まれています。
もう一つの見どころはチューリップ庭園で、赤や黄色、ピンクの花が色鮮やかに咲き乱れています。
于山風景区
標高58.6メートル、面積11.9ヘクタールの于山(別名、九仙山)は、福州市の中心にあり、烏山と向かい合うようにそびえています。
この区域には美しい景観が広がり、宗教や歴史にまつわるスポットも点在しています。また、この地区の景観は巨大な亀の形に似ていると言われます。
于山風景区は唐の時代からリゾート地として知られており、于山の西麓に白塔が、また、烏山の南麓にはこれと対をなす黒塔が建っています。
7重の8角屋根を持つ白塔からは福州の街が一望でき、観光客にはまたとない展望ポイントとなっています。
祭りのシーズンには2つの塔が伝統的なランタンで彩られ、見事な景観が楽しめます。
福州動物園
普安区にあり、815エーカーの敷地に150種類1,000頭の動物を飼育しています。