第二次世界大戦後にタイのシルク産業を再興させたアメリカ人ジム・トンプソンの元邸宅で、数多くの美術品を所蔵する小さな博物館です。
運河沿いに並ぶ絹織物工場の地区の対岸にあります。タイ様式の伝統的なこの邸宅では、興味深いアンティークのコレクションの数々をご覧いただけます。
かつての王宮であるウィマンメーク宮殿の敷地内には、数々の博物館があります。3階建てのウィマンメーク宮殿は1901年に建造され、チーク材を使用しています。
国王ラーマ5世ゆかりの品々を所蔵し、タイで最初の屋内浴室や、国内最古のタイプライターを見学できます。
宮殿の最大の特長は、黄金色のチーク材を使用していることでしょう。釘を一本も使わずに建造されました。
西洋風の建築様式ですが、タイの伝統建築の影響を受けています。チーク材には独特の油分が含まれ、耐熱性と防虫効果に優れています。