デルタ シニア スクール
学校では生徒の卒業後の進路で役に立てるために、訓練やスキルの習得など学業と職業の両面で教育を行っています。リゾートの狙いは、デルタ シニア スクールの卒業生に職場を提供することです。学校が運営するワーク エクスペリエンス プログラムに参加するごくわずかな企業の1社として、将来、正社員としてシャングリラの一員として活躍するために実際の職場での就業体験を生徒たちに提供しています。プログラムが2009年に開始されて以来、リゾートでは40以上の生徒を、ハウスキーピングやレストランの厨房など様々な部門でインターターシップとして迎え入れて来ました。
現在、デルタ シニア スクールから飛び立った15人の卒業生がリゾートで働いています。そのうち2人はもう10年以上になります。園芸管理担当部門からスタートして後に厨房を経験しキャリアアップを図っています。デルタ シニア スクールのワーク エクスペリエンス プログラムの支援に加えて、リゾートでは積極的に学校に協力し様々行事に参加しています。卒業式や学校開放日、訓練生の様々なワークショップなどです。
アーク チルドレン センター
デルタ シニア スクールに加えて、リゾートでは、癌などの難病と命がけで戦う3歳から18歳の子供を持つ家族の支援とデイケアサービスを提供する非営利団体のアーク チルドレン センターを支援しています。シャングリ・ラ ラサセントーサ シンガポールとセントーサ ゴルフクラブ、ワールドスポーツグループが共同で、「ドライブ フォー ARC(アーク チルドレン センター)」としいうチャリティ ゴルフ トーナメントを年1回開催して、センターの為に寄付金を募っています。リゾートでは、6年連続でアーク チルドレン センターを支援する寄付活動を行っており、年1回のチャリティ ゴルフ トーナメントは、10年連続で開催しています。
当グループは生物多様性の保全へのコミットメントに沿い、シャングリ・ラの自然保護プロジェクトを立ち上げました。
リゾートの正面玄関近辺には、高さ27メートル、幹周10.2メートルにもなるシンガポールで最大の樹木が立ちそびえています。イギリス兵が戦前にシロソ砦を建設した後の1885年にアンサナの木が植えられました。 この木は、シンガポール国立公園局によって天然記念樹に指定されています。
古い樹木を守るため、避雷針が設置されました。また、本来の生息地に戻すため、2010年に行われたリゾート最大規模の改修工事期間中に樹木の植え替えを行いました。樹木への危害を避けるよう努力が注がれています。
樹齢129年になるこの木は、リゾートのロビーに通じる緑豊かな大通りに沿って日陰を作り、強い日差しからゲストのお客様を守る役割を果たしています。リゾートの庭師が樹木の世話を行っています。