古い城を意味するプラーナ・キラーは、16世紀にスール朝のシェール・シャーがムガール帝国2代目の皇帝フマユーンとの戦いに勝利して建てた城砦です。後にこの地を奪還したフマユーンは、ここを一部改修し、居城として使用しました。
大きな石を積み上げた堅固な城壁、キライ・クーラン・モスク、八角形の図書館シェール・マンダルなどをご覧いただけます。
インド門は、第一次世界大戦や第三次アフガン戦争で戦死したインド人兵士とイギリス人兵士を追悼するために建てられた慰霊碑です。門の下にはインド・パキスタン戦争(1971年)の戦死者を祀る永遠の炎(アマール・ジャワン・ジョティ)が灯されています。
周辺には国の公式晩餐会が開かれるハイデラバードハウスをはじめ、インドの王族の邸宅などが見られます。
英国統治時代にインド総督府として建てられ、現在は大統領官邸として使用されている建物です。天候がよければ毎朝6時30分から衛兵の交代式をご覧いただけます。また、近くにあるムガール庭園も人気の観光スポットとして知られています。