シャングリ・ラ クアラルンプールでは、サステナビリティの達成と企業の社会的責任(CSR)に基づく取り組みとして、「コミュニティへの貢献」「環境」「従業員の育成」「持続可能なサプライチェーン」そして「健康と安全」という5つの主要分野に焦点をあてています。
エンブレイス
シャングリ・ラ クアラルンプールが毎年行っている慈善プロジェクト「エンブレイス ザ ギフト オブ ライフ」は、重い心疾患などの深刻な病気を抱える子どもたちを支援するために1985年に発足しました。現在までに500万マレーシアリンギット超の資金を調達し、この慈善プロジェクトを通じて何百もの重病の子どもたちを支援しています。
エンブレイス ザ ギフト オブ ライフ
このホリデーシーズンのために、当ホテルは、「エンチャンテッド クリスマス チャリティー ツリー」(魅惑のクリスマス チャリティー ツリー)キャンペーンを通して、命という贈り物を受け入れることをすべての人々に推進しています。このキャンペーンは、1口1100マレーシアリンギット以上の寄付金でオーナメントを購入することによって、重大な心疾患を持つ子どもたちを支援するものです。
コミュニティのウェルビーイング
6月には、「ケチャラスープキッチン」を通して、お弁当セット100個を恵まれない人々に配布しました。ケチャラスープキッチンは、14年以上にわたってマレーシアの社会的に無力なコミュニティに奉仕している非営利民間団体です。
ピンク オクトーバー
乳がんに関わる意識啓発月を後押しし、マンモグラフィーに関する誓約「ブレスト キャンサー アウェアネス マレーシア」への資金を調達することを目的としています。この誓約は、早期発見が命を救うことから、B40グループ(全世帯の下位40%)未満の女性の受診をサポートするためものです。
ホテルはこのために、ピンクアフタヌーンティーの売上金の5%とバウワーハウスの「ピンクコラージュ」商品と売上金全額を寄付しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するイニシアチブ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が最初に確認されて以来、マレーシア全土で最前線に立つ人々が、コロナウイルスの蔓延を抑えることを目指して総力を挙げて取り組んできました。そうした人々の献身に対する感謝の気持ちとして、シャングリ・ラ クアラルンプールは2021年7月~8月に以下の寄付を行いました。
世界フードセーフティーデイ
シャングリ・ラ クアラルンプールは、食品由来のリスクの防止、検知、管理と人間の健康向上への注目を集め、取り組みを推進することを目指して、毎年6月7日の世界フードセーフティーデイを称えました。
水害救済
マレーシア赤新月社と協力して、シャングリ・ラ クアラルンプールは、最近発生した洪水の影響を受けた人々に衣類、缶詰食品、米、パーソナルケア製品などの必需品を提供しました。
環境
長年にわたって、シャングリ・ラ クアラルンプールは、使い捨てプラスチックの削減に積極的に取り組み、使い捨てプラスチックが環境に与える影響を軽減する方法を取り入れてきました。
安全衛生
すべてのステークホルダーのために高い安全衛生基準を確保することは、シャングリ・ラ クアラルンプールの最優先事項です。現在までに以下の品質証明を当ホテルは取得しています。
これにより、効果的な環境管理システムの実施、すべてのステークホルダーに対する高い安全衛生水準の維持の徹底、食品安全システムの枠組みの確保を実現し、地域情勢や世界情勢に基づいて衛生基準やセキュリティ・安全イニシアチブを常に見直しています。
従業員
ほかに例を見ないアジアのホスピタリティを提供することで知られている当ホテルの従業員は、一層の努力を重ねること、大切なお客様にいつまでも記憶に残るシャングリ・ラ エクスペリエンスを創出することに情熱を注いでいます。シャングリ・ラのブランドカルチャーを忠実に守り、すべての従業員を大家族の一員として扱い、全員に平等な成長と体験の機会を与えています。
サプライチェーン
シャングリ・ラ クアラルンプールは、地域社会を支え、その繁栄を助けることに尽力しています。また、企業市民、環境尊重、人権、社会的正義についての当ホテルの価値観を共有する地域のサプライヤーと連携しています。地域社会内の発展と機会を助長する環境配慮型製品を提供することが、シャングリ・ラ クアラルンプールのゴールです。
ステークホルダーの関与
ステークホルダーと関与する際に、当グループは透明性を第一に考えています。当ホテルの最優先事項に関連する問題ヘの対応を強化すべく、法人顧客や優良顧客、サプライヤー、営業権保有者、地域社会と定期的に話し合いを行っています。